息子が今年の春から小学2年生になりました。
「梛」(なぎ)という名前です。
小学生になり、自分の名前の由来は何なのか?と、考えたりもしかしたら発表する機会なんかもあるかもしれまん。
今となっても、「梛」と名付けてよかったな~としみじみ思います
「梛」(なぎ)という名前を検討中の方の参考になれば幸いです
息子は2013年生まれで、その頃はキラキラネーム時代の終わりがけ。
逆に古風な名前を付ける人も増えてきました。
それでも、キラキラネームとまではいかなくても『その読み方普通しないよね』という当て字の名前は多かったです。
「梛」(なぎ)もたぶんフリガナがないと読めない人は多いと思いますが(‘A`)
当て字的に読ませる漢字は避けたいと思っていました。
鬼滅の刃のだれかの技の名前で「凪」というのが流行り、「なぎ」という名前も増えているとかいないとか…?
まずは「なぎ」という音が気に入った
安定期に入った頃から本格的に名前を考えはじめ、いずれ男の子だという事が分かり、候補も絞れてきました。
候補はたくさんあったのですが、いまいちコレというピンとくるものはなく。
そんなとき、ふと思い出したことが。
もうどれくらい前かもどんな内容だったかも覚えてないけど、テレビでインタビューされていた沖縄の小学生くらいの男の子で「凪くん」というテロップが出ていて。
「なぎくん」っていいな〜
と思ったことを思い出しました。
この「なぎ」の音がピーンときて、一気に候補1位に。
「凪」ではなく「梛」にした理由
「なぎ」ってよくない??と夫に言うと、すぐにいいね!となりました。
やった!気に入ってくれた!
もう私のなかではこの時点で「なぎ」だと決まってしまいました。笑
ただ夫が、「凪」では漢字の中に「止」という字が入っているのが気になったらしく、他の漢字を調べてくれました。
「梛」
お〜漢字の見た目が男の子っぽくていい!
調べてみると、梛の木の梛でした。
そして梛の木を調べてみると、マキ科の常緑樹で、御神木にもなるような大きな木でした。
画像は
梛(ナギ) | 梛の木について から拝借
梛の木の葉はお守りとして持たれていたりもする
梛の葉は、横には簡単に裂くことができますが、縦にはなかなかちぎることができません。
葉の丈夫さから梛にはコゾウナカセ、チカラシバなどの別名があり、その丈夫さにあやかって男女の縁が切れないようにと女性が葉を鏡の裏に入れる習俗がありました。また梛の葉は裏も表も同じようなので裏表のない夫婦生活が送れるとか。
それらのことから「梛」の字には良縁に恵まれますようにというような願いを込められるように思います。
梛という名は、凪(なぎ)に通じることから、漁師や船乗りにもその葉がお守りとされました。
梛の葉は、裏も表も同じように綺麗なことから、裏表のない、正直な生き方を表します。
梛の木のどっしりと構えているような見た目も、葉の意味も、とても素敵で気に入りました。
登山が好きで自然や景色に癒しを感じる私は、木の名前というところもよく、もう迷うことなくお腹の息子が7ヶ月のときには名前が決定したのでした。
同じ名前の男の子
正確には私がではなく、夫と息子が同じ名前の子に会ったことが一度だけあります。
公園で男の子のお母さんが「なぎ」と呼んでいたので、聞いてみると漢字も「梛」だったそう。
なんだか嬉しくなりました。
最近は職場の上司の親戚に、「なぎくん」という男の子がいることもわかったり^^
漢字は何かな~
間違えられやすい漢字
椰子(ヤシ)の実の「椰」
「梛」とすごく似ていますね。
一度、保育園で朝書く健康チェック表の漢字が間違えられていたことがありました…
とても気に入っています
どのお母さんも子供さんのお名前は気に入っていると思いますが、私もそのうちの一人で、息子の名前をとても気に入っています。
自分がひらめいて考えた名前。
義両親も気に入ってくれるかなと気になるところですが、すんなりといいねと言ってもらい、一安心。
私は自分の名前があまり好きじゃなかったので・・・
息子はこの名前を気に入ってくれているといいなと思っています。
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